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ぼくの紙飛行機
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今日は快晴だったけど風が強い。昨日行方不明になった3号機が木の下で見つかった。ああよかった。
輪ゴムを二重にしてみたら強すぎて「し」の字がはずれてしまったので元に戻した。そのほうが引絞り加減もちょうどいい。
夕方日は沈んだけどまだ明るい。公園にいって飛ばした。芝生にはだれもいない。たまに犬を連れた人が入ってくる。
1号機は公園の端までほとんどまっすぐに飛んだ。真上に放すと高く高く上がって遠くまで飛ぶ。
3号機は相変わらず旋回するだけでたいしたことないので、どうしてかと思って、1号機と同じように後ろの三角の折り込みを小さくしてみたら、飛んだ。3号機は低くなってからの滑空性能が安定している。2号機は明日にしよう。
面白い。
17:50 2013/02/16
重さを測ったらちょうど2グラムだった。紙の重さは1.7グラム、銅線とセロテープが0.3グラム。
ぼくの筋肉の力が輪ゴムを通じて紙飛行機に伝わり、重力のゴム糸にさからって高く上がり、風に乗り、やがて重力の糸に引かれて空気のクッションの上を滑り下りてきた。
22:36 2013/02/16
