「ねえ　みんみん　あなたの　おとうさまを　さがしに　ゆきましょ」
　マイチェンは、めを　かがやかせて　いいました。
（あれっ　いいのかなあ）
「でも」
「さ　いきましょ！　みんみん」
　あっというまに、マイチェンは、みんみんの　てを　ひっぱって　おおひろまに　とんでゆきました。
「おかあさま　わたし　みんみんの　おとうさまを　さがしに　いってきます。へいか　おふねを　おかりします。トランタン　おいで！」
「おじょうさま　あれ　あれ」
「あのこったら　なんて　きのはやい」
　ひろまの　みんなの　びっくりぎょうてんを　しりめに　マイチェンたちは　きんいろに　かがやく　フェティータ　エ　ラ　ミンミン　の　どあを　いきおいよく　あけて　とびこみました」
「いってきまーす」
　ひゅーーーーーーーーんんん
　フェティータ　エ　ラ　ミンミンは　けいかいな　おとを　たてて　きゅうでんの　うえに　うかびあがりました
「マイチェン　ドコニ　イクノカナン」
「あかい　ひかりの　ほし　めがけて　まっしぐらっ」
「ワカッタヨーン」
（そんなに　かんたんに　いけちゃうのかしらねん）