のきぬくのきぬく ふしぎのくに
とつぜん、めのまえの にんぎょうが たちあがって、わたしに こう いいました。
やあ、ぼくは げんきだし、あんたも げんきだと おもうし、ぼくの なまえは ゆにこん だし、あんたの なまえは わかんないし、でも そんなこと どうでもいいし、とにかく いっしょに おいでよ
あっけに とられて、このこの かおを みているうちに へやが ゆらゆら ゆれて、きがつくと わたしは はらっぱの なかに たっていました。
しろい はなと きいろい はなと あかい はなの じゅうたんが ちへいせんまで つづいています。あのこは っていうと、にやにや わらって すわって わたしを みあげていました。